下ネタがいけないということではありません。
要は上品か下品かの問題です。
リアリティに走れば走るほど、話は下品になり、逆にうまくオブラートに包むほど、同じ下ネタでも上品になる。
そのポイントをつかんでください。ということです。
以前仕事で「最近恋をしててねェ」という男性社員に「立たないくせに!」と罵声を浴びせ、思いっきりヒンシュクを買ったことがありました。
ところが、最近は下ネタ=リアリティとばかりに下品路線を突っ走り、しかもそれを自分のキャラと心得ているような女性が増えています。
たとえば、「食事に行かない?」という男性に、「ダメ。あたし、いまピーピーの下痢だから」、「昨日バナナ2本分、立派なのが出たよ!」と大声で「便通」の報告をする人。
そもそも、下の話にかぎらず、人の生理的な事柄を生々しく見たり聞いたりさせられるのは、他人にとってもは不快なことなんです。
その不快感を上手に避けて話すというのは、他者への思いやりのひとつです。
それが欠けると、ただただ下品なだけです。
他人の不愉快を感じることの出来ない、感性のニブい女としか見られないことを自覚してください。
ただし、チャットレディのお仕事をやっていて、そんな常識を覆すようなことを逆に好む男性もいらっしゃいますので、一概には言えません。
ただ、上品な下ネタを使う意識をするほうが、お客さんの受け、イメージも良いものです。