このテクニックは相手が見えてないと使えませんが、相手が見えていると充分に使えるテクニックです。
「目は口ほどに物を言う」とは有名な格言ですが、実際にアイコンタクトは心理戦を制するために、実に有効な手段です。
どうにかして親密な関係になりたいという相手と会話をしているときは、まずできるだけ相手の目をしっかりと見つめます。
ブシツケと思われないように加減をしながら、目を奥を覗くような気持ちでしっかりと目線を合わせるのがコツです。
すると、相手は次第に気分が良くなり、あなたとのつながりを無意識に感じるはずです。
そして、ここからがポイントなのですが、相手の表情や言葉を見聞きしながら、親近感が生まれたのを感じたらあえて視線をそらしながら話題の核心に移るようにします。
相手と目を合わすことなく、手元や持っているものにわざと視線を落とします。
するとどうでしょう、今度は相手が「つながり」がなくなったと感じて不安になります。
そしてもう一度つながりを持とうとして今度は自分のほうから歩み寄り、より内心をさらけ出して、オープンに話しをするようになります。
それを感じ取ったら、また視線をしっかりと合わせて、更に突っ込んだ話をしていけばいいです。
再び「つながった」ことに安心した相手は、一息ついてからスムーズに話に乗ってきてくれます。