合コンなどでの男女の会話を見ていると、男女の話し方の違いがあるのがわかります。

女「あたしの場合、冬はスノボをやるんですけど…、スノボとかってやります?」
男「あ、オレ、スキーは少し経験あるけど、スノボは未経験。あれって難しいんだよね?」
女「あたし、スノボから始めたから、わかんないんだけど、そう言われる人は多いですね」
男「へー、すごいね。スノボから始めたのか~?すごいね!」
女「あたし、実はスノボの大会にも何度か出場したことがあるんですよ!」
このとき女性は、スノボの大会に出たことを話したくて、スノボの話題を振ったのですね。
これとは逆に、
男「オレ、トライアスロンやってて、大会でベストテンに入ったことあるよ」
女「わ~!トライアスロンですか~?すご~い!じゃぁ普段から鍛えてるんですかぁ?」
男「鍛えてるよ~!ほら、ちょっと腕の筋肉触ってみてよ、カチカチだよ」
少しわかりにくいかもしれませんが、女性の場合は、男性の様子をうかがいながら、少しずつスノボ大会出場の話題に持っていき、一方で男性の場合は、冒頭から自慢したい話題をぶつけていったことがわかると思います。

女性は、このように結論を後ろの方に持っていく「正攻法」の話し方「クライマックス法」を使うことが多く、男性はズバリ結論から入る「アンチクライマックス法」を使うことが多いのですね。

クライマックス法は、「起承転結」で話題が進むので、せっかちな聞き手の中には、すぐに興味がわかないと判断して、相手の話題を自分の話題に横取りしたりしがちですが、これだと相手に与える印象は最悪になります。

相手の話題の着地点が見えないときは、「聞き上手」に徹することが、一番の対処法です。
なお、職場で上司に報告するときなどはアンチクライマックス方がベストです。

チャットレディのお仕事では、こういった男性と女性の会話の違いをつかんでいると、意外と男性の心をくすぐることが出来ますよ。