会話がだらけて退屈になってきたときに、いきなり会話を盛り上げる特効薬があります。
例えば、
男「ふ~ん。そうなんだ。なんだかなぁ、世の中ってそうなのかもね~…」
女「あ、そうそう、大事なことを思い出しちゃった。これをあなたに伝えておかないと…」
男「え?なに?大事なことって?オレにとって大事なの?え?なに?」
女「あ…、いや、今日はやめておくわ。今度会ったときに話すよ。とっておきの話だから」
男「え…?ええ~!?いやだよ、そんなの!今言ってほしいなぁ。なになに?教えてよ~!」
急に男性が注目度をあげたのは、女性が話を出し惜しみして中断したからです。
このように、これから盛り上がると期待させてから、中断されると、続きが聞きたくてウズウズさせられますね。
心理学では「ゼイガルニク効果」と呼ばれる現象です。
連続ドラマTVドラマやアニメの世界ではよく使われる方法で、盛り上がったところで中断して「次回につづく」となることでおなじみだと思います。
そのぶん、記憶に残りやすくなります。
デートや合コンでも使えます。
話が盛り上がったところで、「急用ができて帰らなければ」と言うと、相手は名残惜しくなります。
次回のデートの約束も、メアドの交換もスムーズにいくというわけです。
恋に焦りは禁物なのです。
「また会いたい」と思わせれば、相手に依存心理が芽生えるのです。
チャットレディのお仕事でも、この方法を適度に使って、「今回(今日)は、このくらいにして、話は次ね!」と「次回に続く」出し惜しみをすると、簡単に次回の約束もできて効果的ですよ。